当社のSDGSの取り組みについてご紹介いたします。...
私たちの暮らしや産業活動に欠かせない水は、使用後に「排水」として環境に戻されます。しかし畜産や食品加工、製造業などから出る排水には、有機物や油分、窒素、リン、さらには重金属などが含まれており、そのまま河川や海へ流すと水質汚濁や悪臭、環境への負荷を引き起こします。...
養豚場や酪農場などの畜産現場では、日々大量の排水が発生します。その多くは家畜のふん尿や洗浄水に由来しており、油分や有機物、窒素、リンを多く含むのが特徴です。さらに、季節や飼育頭数によって排水の量や成分が大きく変動するため、安定した処理が難しいという課題があります。...
食品加工工場では、原材料の洗浄、調理、機械設備の洗浄など、さまざまな工程で多量の排水が発生します。その排水は加工する食品の種類によって特徴が異なり、肉や魚を扱う工場では油分や血液、タンパク質を多く含み、乳製品や飲料の工場では糖分や乳成分が高濃度で含まれるケースがあります。また、野菜や果物を扱う工場では、土砂や繊維質が多く混入するのも特徴です。...
排水処理は、環境保全や地域社会の安心を守るために法律で厳しく定められています。
日本では「水質汚濁防止法」がその中心的な役割を担っており、工場や畜産農場などから排出される水の水質基準を定めています。...
宮城県の養豚場さまより「脱水ケーキの運搬が大変で…」とのご相談をいただき、このたび リセルバー脱水水処理システム を導入いただきました。
既存設備を活かしながらの設置でしたので、初期費用を抑えつつご案内することができました。...
このたび、2025年9月号の月刊『MASTERS(マスターズ)』において、弊社代表取締役が紹介されました。
特集では、弊社の脱水助剤 リセルバーMTシリーズ が持つ自然由来の特性と、畜産業や食品加工業における排水処理の課題解決への貢献が詳しく紹介されています。...
排水処理の現場でよく使われる指標のひとつに「含水率」があります。
含水率とは、汚泥や廃棄物に含まれる水分の割合を示す数値で、
たとえば含水率80%とは、全体の重量のうち80%が水分であることを意味します。排水処理で発生する汚泥は水分を多く含むため、処理後の扱いやすさやコストに大きな影響を与えます。...
畜産や食品加工の現場では、排水処理や汚泥の保管に伴って強い臭気が発生します。
悪臭の主な原因は、ふん尿や食品残渣に含まれる有機物が微生物によって分解される過程で生じるアンモニアや硫化水素、揮発性有機酸などのガスです。
これらの成分は低濃度でも人の嗅覚に敏感に感じられるため、近隣環境や働く人々の快適さに大きな影響を与えます。...
排水処理は、畜産業や食品加工業など多くの現場で欠かせない取り組みですが、その一方で大きなコスト負担となる課題でもあります。特に、汚泥の処理・運搬費用や薬剤コスト、電力消費は経営に直結するため、効率的な対策が求められます。...
このたび、リセルバーの公式Instagramを開設しました!
排水処理に役立つ情報や、現場での導入事例、社員の日常の様子などを発信していきます。...
排水処理において発生する「汚泥」は、その大部分が水分を含んでいます。汚泥の含水率が高いままでは、処理・運搬に大きなコストと労力がかかり、処理場の負担にもつながります。ここで重要な役割を果たすのが「脱水助剤」です。...
排水処理や水質管理においてよく使われる指標に「BOD」と「SS」があります。これらは水の汚れ具合を数値で示すもので、環境基準や排水基準を判断するうえで重要な役割を持っています。...
排水処理では、汚濁物質を効率的に除去するためにさまざまな設備が用いられます。それぞれの特徴を理解することで、自社に最適な処理方法を検討する助けとなります。...
排水処理設備は、一度導入すれば自動的に安定運転を続けるものではありません。日常的な点検や適切なメンテナンスを行うことで、本来の性能を引き出し、処理効率を高めることが可能です。...
排水処理の課題は、現場ごとに異なります。「臭いを減らしたい」「含水率を下げたい」「処理コストを抑えたい」など、お悩みの内容もさまざまです。リセルバーでは、植物性繊維を活用した自然由来の脱水助剤「リセルバーMTシリーズ」をご提案しています。既存の設備に導入できるため、大きな設備投資をせずに処理効率の向上や省エネを実現できます。環境にやさしく、コスト削減にもつながるリセルバーの商品について、ぜひこちらからご覧ください。